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それぞれの夏

陶陽庭の雑木林です。

今日は、下枝を払い、下草を刈り、すっきりさせました。

木漏れ日がきれいです。

今が盛りの玉あじさいです。

その名の通り、玉のような、ボールのような莟からこんな花が咲きます。

ハンミョウも陶陽庭の住人です。

この流れは、私達の手で作ったものですが、

こうして、いつの間にか沢蟹なども棲息してくれるようになりました。

ここ陶陽庭では、人と自然が共存して、

ちょっぴり農的な暮らしをしています。

畑では、ヤツガシラを育てています。

一霜浴びた十一月くらいには収穫できます。

里芋との違いは、茎が赤く、より大きいことです。

この茎は、ずいきと呼ばれ、干すのが面倒ですが、とても美味しくいただけます。

連日の雨で、山から引いている水もとても豊富です。

一服の絵画のような静寂荘からの眺め。

みょうがの花です。

花を目印にすると、わかりやすいですが、

本当は、花が咲く前に収穫した方が、美味しいようです。

こんなに採れました。

丸ごと焼いて、味噌を付けて食べると、とても絶品でした。

遊休地だった土地を買い取り、十年くらいかけ、雑木林を育て、

少しでも自然に近づけようと奮闘してきました。

この里山では、それぞれの生き物たちが、夏を謳歌しています。(T)