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紫陽花三昧


太陽がいちばん長く出ている夏至を迎えています。

今週は梅雨空で、蒸し暑い日や肌寒い日が交互に続きました。

季節の変わり目で、体調調節が難しい時期でもあります。

じめじめとした煩わしい梅雨ですが、植物にとっては雨の恵みを思う存分吸収でき、

潤いを得て活気づく時期でもあります。


雨は木々や草花を美しく見せてくれます。

じめじめした気分を、気分よく変換してくれる紫陽花。

各地であじさいが見頃になっています。


私が訪れたのは高幡不動尊金剛寺。

300種、7500株の紫陽花がモミジを中心とした雑木山に植えられています。

山紫陽花や西洋紫陽花が中心に色鮮やかに咲き誇っています。

私たちが庭づくりで植える紫陽花は、一、二種類ぐらい。

色々な植物を植えたいと思うので、数もそんなには植えられません。


決して良い条件ではない、北斜面の山に一面に紫陽花が咲いているのを目の当たりにすると、

もっと庭でも紫陽花をいっぱい植えたくなってきました。

庭であじさいが一面に咲き誇っているのを想像するとワクワクしてきます。

あじさいの存在を改めて見直して、もっと活用していきたいと思いました。

最近人気のアナベルやカシワバアジサイなども植えられています。


多くの人々が紫陽花を眺めながら、梅雨のまとわりつく煩わしさから良い気分に変換していきます。

私たちの求める空間でも、さまざまな気候や季節に対応でき、

気持ちが休まる空間にしていかねばなりません。